子どもの成長期に知っておきたい「筋力」の考え方

皆さんこんにちは!
P2M JUNIOR Performance Coachの九島です。

お子様の成長を見ていると、

「最近身長が伸びたのに、以前より動きがぎこちない気がする」
「体は大きくなっているのに、思ったより足が速くならない」
「同じくらいの体格なのに、なぜあの子は俊敏に動けるのだろう?」

そんな場面に出会ったことはないでしょうか?

実は、スポーツにおいて重要なのは単純な「筋力の強さ」だけではありません。
同じ筋力を持っていても、運動能力に差が生まれることがあります。

その違いを理解する上で大切になるのが、「絶対筋力」「相対筋力」という考え方です。

今回は、子どもたちの走る・跳ぶ・切り返すといった動きと深く関わる、この2つの筋力についてご紹介します。

絶対筋力とは?

絶対筋力とは、「体重に関係なく、純粋に持ち上げたり動かしたりできる「最大の重量(kg)」能力を指します。

例えば、

  • 重いものを持ち上げる
  • 強く押す
  • 強く引く

といった能力です。

車で例えるなら「エンジンの大きさ」のようなものです。

エンジンが大きければ大きいほど大きなパワーを生み出すことができます。

スポーツでは、野球の打球速度や投球速度、ラグビーやアメリカンフットボールなど、相手との接触が多い競技で重要な要素となります。

相対筋力とは?

一方で相対筋力とは、
「自身の体重や筋肉量に対してどれだけの力を発揮できるか」
を表します。

こちらは車で例えると「車体の重さに対するエンジンの性能」です。

同じ馬力の車でも、

  • 軽いスポーツカー
  • 重たい大型車

では加速能力が大きく変わります。

私たちのの身体も同じです。

どれだけ力が強くても、その力で自分の身体をうまく動かせなければ、走る・跳ぶ・切り返すといった動作は速くなりません。

子どもたちのスポーツで重要なのは?

多くのスポーツでは、

  • 速く走る
  • 高く跳ぶ
  • 素早く方向転換する
  • 相手より早く動き出す

といった能力が求められます。

これらはすべて「自分の身体をどれだけ効率よく動かせるか」がポイントになります。
つまり、子どものスポーツでは絶対筋力だけでなく、相対筋力が非常に重要になるのです。

成長期によく起こること

成長期になると身長や体重が急激に増えていきます。
すると今までと同じ筋力でも、身体だけが大きくなることで相対筋力が低下することがあります。

その結果、

  • 急に動きがぎこちなくなる
  • 足がもつれる
  • ジャンプ力が落ちたように感じる
  • 疲れやすくなる

といった変化が起こることがあります。

保護者の方から
「最近なんだか動きが悪くなった気がする」
という相談をいただくことがありますが、実は成長による身体の変化が影響しているケースも少なくありません。

P2M JUNIORで大切にしていること

P2M JUNIORでは、ただ重いものを持ち上げることを目標にはしていません。
もちろん筋力を高めることは大切ですが、それ以上に「自分の身体を思い通りにコントロールできること」を大切しています。

スクワットやジャンプ、アジリティトレーニングなどを通して、身体を支える力や効率よく動かす力を身につけることで、スポーツパフォーマンスの向上につなげています。

まとめ

筋力には、

  • 絶対筋力(発揮できる力そのもの)
  • 相対筋力(体重に対して発揮できる力)

という考え方があります。

特に子どものスポーツでは、ただ筋肉をつけるだけではなく、自分の身体を自由に動かせる「相対筋力」を高めることが大切です。

成長期だからこそ、身体の変化に合わせながら適切にトレーニングを行うことで、将来のパフォーマンス向上につながっていきます。

P2M JUNIORでは、お子様一人ひとりの成長や課題に合わせたパーソナルトレーニングも実施しております。運動能力を高めたい、競技力を向上させたい、身体の使い方を身につけたいなど、お子様に合わせたサポートを行っておりますので、お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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