子どもはどのように運動を学ぶのか? ~運動学習に必要な3つの段階~

皆さん
こんにちは!

P2M JUNIOR Performance Coachの九島です!

子どもの成長を見ていると、

「何度練習してもできない」
「昨日できていたことが今日はできない」
そんな場面に出会うことがあります。
実はそれは成長が止まっているのではなく、運動を学ぶ過程で起こる自然な現象かもしれません。

今回は、運動学習の代表的な考え方である「フィッツ&ポズナーの3ステージモデル」をもとに、子どもたちがどのように運動を学んでいくのかをご紹介します。

子どもが新しい動きを身につける過程には一定の順番があり、多くの子どもたちはその過程を繰り返しながら成長していきます。


① 認知段階 ~まずは動きを理解する~

まず最初の段階として、【認知段階】が訪れます。
ここは新しい運動に挑戦したばかりの時期です。

例えばスクワットというトレーニング例で考えてみると

  • 何をするのか(しゃがむ動作をする)
  • どう動けば良いのか(椅子に座るようにしゃがむ)
  • どこを意識すれば良いのか(お尻が椅子に当たるところまでしゃがむ)

を理解しようとしています。

この段階では失敗することが当たり前です。
まずは「動きを知ること」が重要になります。


② 連合段階 ~試行錯誤しながら学ぶ~

動きのイメージができてくると、成功と失敗を繰り返しながら感覚を磨いていきます。

この時期では、「できる時もあるけど、できない時もある」という状態が多く見られます。
保護者の方からすると、「前はできていたのに…」と感じることもあるかもしれません。
しかし、この試行錯誤こそが成長に欠かせない過程です。

スクワットであれば、膝の向きや重心の位置が安定しないこともあります。
しかし、成功と失敗を繰り返しながら少しずつ適切な動きを身につけていきます。


③ 自動化段階 ~自然にできるようになる~

最終段階では、練習を重ねることで意識しなくても自然に動けるようになります。
スクワットであれば、

  • 膝の向き
  • 重心の位置
  • お尻の下げ方

などを考えなくても適切に動作できる状態です。
この段階になると、身体の使い方に意識を向ける必要がなくなり、より複雑な動作やスポーツのプレーに集中できるようになります。

例えば野球であればスイング、サッカーであれば切り返し動作など、様々な場面で身につけた動きを発揮しやすくなります。


大切なのは「今どの段階にいるのか」を知ること

同じ学年の子どもでも、

  • 初めて経験する動き
  • 何度も経験している動き

では学習段階が異なります。

そのため、全員に同じ指導が合うわけではありません。

運動指導において大切なのは、「できる・できない」だけを見るのではなく、

「今どの段階で運動学習しているのか」
を理解することが重要になってきます。


P2M JUNIORが大切にしていること

P2M JUNIORでは、運動結果だけでなく成長の過程も大切にしています。
子どもたちは失敗を繰り返しながら学び、少しずつできることを増やしていきます。

だからこそ私たちは、
「なぜできなかったのか」
「今どの段階にいるのか」
を見極めながら、一人ひとりに合わせたトレーニングサポートを行っています。

子どもたちが安心して挑戦し、失敗から学び、成長できる環境をつくること。
そして、一人ひとりの「できた!」を増やしていくこと。
これからもP2M JUNIORは、子どもたちの成長に寄り添いながら、Performance Upを全力でサポートしてまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

PAGE TOP